コラム

女性の薄毛治療

女性の薄毛は加齢やホルモンバランスの変化、ストレス、栄養状態など、複数の要因が絡み合って進行します。特に更年期以降に多く見られるのが、頭頂部のボリュームが減り、髪全体が細くなっていくタイプの脱毛です。

こうした症状は「女性型脱毛症(FAGA)」または「女性型脱毛のパターン(FPHL)」と呼ばれ、近年では明確に区別されつつあります。

FAGA: 男性と同様にDHT(ジヒドロテストステロン)が原因

FPHL: 女性ホルモンであるエストロゲンの減少や慢性的なストレス、栄養不足などが原因

当院では、FAGA・FPHLのいずれにも対応可能な再生医療成分「ステムサップアルファ4(歯髄幹細胞培養上清液)」を使用し、頭皮環境の改善と毛包の活性化を目指した注入治療を行っています。

また、必要に応じてミノキシジルの併用や、女性専用の内服治療薬「パントガール」をご提案することで、複合的なアプローチによる改善を図ります。男性のようなはっきりとした進行ではなく、気づきにくい形でゆるやかに進行するのが女性の脱毛の特徴です。

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